私の妻が、何かの時に私の職業を聞かれたらしく、「新聞屋」と答えたところ、「すごいですね!」といわれたらしい。
「じゃあ、転勤とかもあるんでしょう?」といわれて、勘違いしているのがわかったそうだ。
そう、「新聞屋」と聞いて、その人は「新聞記者」だと思ったみたい。
確かに、新聞記者だったら「すごい」といわれてもおかしくありませんが。
なろうと思って、なかなか慣れるものじゃないのは、みなさんも想像できると思います。とくに全国紙の新聞記者ともなったら、エリート中のエリートといっても過言でないと思います。これは想像ですが、全国紙ではなれなくて、地方紙に行く人もいるのではないでしょうか。
新聞店の人たちからしてみて、新聞記者とは何の接点もありません。部署も、新聞店が「販売局」、新聞記者は、「編集局」と違うんです。
下手をすると、新聞社の社員でも、販売局と編集局で知らない人がいるほどです。
一度だけ、その新聞記者と話をする機会がありました。
そのときの話です。
私と従業員2人で購読者でもある焼肉屋で食事をしているときのことです。
[新聞屋といえば]の続きを読む
昨日、本当に素のままで、思うままに書き込みしましたが、読み返してみてびっくりでした。
というのは、なんてレベルの低いことなんだろうということなんです。
免許はいいとしても、住所があるかないかなんて、笑われそうです。
でも、やはり求人していても、そういう人が問い合わせてくるのが多いのは事実です。
昨日の書き込みのときでも、なんでこんなやつしか来ないんだろうって思いました。
一般的に考えても、朝早く(というより、人によっては夜中というかもしれない)から起きて仕事をしないといけないなんて、僕でもやはりいやです。(でも、起きていますよ)
そう考えると、切羽詰ったような人ぐらいしか、入ってこないのでしょうか?
[昨日の書き込みについて]の続きを読む従業員を雇うときにポイントになってくることをいくつかあげてみます。
・住んでいるところがあるか。それはどこか?
・免許はあるか?(最低原付には乗れないと仕事になりません)
・借金はないか?
新聞店には、しばらくビジネスホテル等に泊まっていて、お金もなくなって行き場もなくなった人や、家を飛び出してきた人、借金を踏み倒して逃げてきたような人などが来るときがあります。
求人雑誌をもって、駅のホームから電話をかけてくる人なんかもいます。電車の発着のベルの音がバックで聞こえています。
新聞店のなかにはそんな人でも受け入れることをしているところもあります。そして、そのための寮を確保しているところもあります。
私はいまは寮は持っていません。というのは、結局住所もはっきりしなかったり、逃げてきたような人は、いずれ迷惑をかけてどこかへ行ってしまうからです。
いままで何回かそういうことがありました。
中にはそうじゃなくて、しっかりした人もいるかもしれない。この人もそうかもしれない。なんて、希望的観測をもってみてしまい、ひどい目にあっています。私自身がそういう状態だったこともあるので、「ひょっとしたら」なんてついつい思ってしまいました。
でも、「まれ」にはいるかもしれませんが、その「まれ」を待ってもしょうがないので、すんでいるところもない人はすべて切っています。
寮は用意してもいいのですが、さすがにもう、身元も知れないようなひとは雇うつもりがありません。
そういう人を入れざるを得ないくらい人手不足のときも出てきてしまいます。「臨配」を雇うよりは安くていいと思う店主はやはりいると思います。
原付の免許がないとさすがに仕事ができないので、これは最低条件になります。
まあ、原付免許ならすぐにとれますが、住民票さえ取れない人は論外です。
借金については、ふたつあって、まず、お金のだらしない人に集金業務はさせられないということ。たとえ、他の人に巻き込まれたものであろうと、それはそれで、本人の責任なので、同じことです。
もう一つは、たとえば、よそのセールスの会社(拡張団)に借金をしたまま逃げてきた人だったりすると、その拡張団が雇い主に借金の追い込みをしてきます。たとえそれを知らなかったとしてもです。ですから、そうならないように、登録を調べたりします。
先日、来た人はみんなクリアしていました。
[従業員を2日で辞めさせました]の続きを読む集金が落ち着いてからは、リスト作成に追われていました。
今、私の店の購読者は、どんどん減っていっています。
歯止めが利かないくらいです。
少しずつなんですが、ずっと減ってきています。
他紙をとったり、購読をやめるお客様が、新たに購読してもらえるお客様の数を上回っています。
それを少しでも何とかするために、毎月、以前とっていたお客様のリストをつくり、そのリストを元に営業します。
時には自分で、時には案内(拡張員をそこまで連れて行って営業をかけること)で、または地図にマークをつけて回ってもらったりします。
その作業は毎月のようにしていますが、今回はさらに、かなり古い顧客データをひっぱりだして、リストを作りました。
その中には、亡くなった人もいれば、引越ししていった人、不良読者なども含まれていますが、数年ぐらい前だともうほとんど、何回かいって断られているので、これ以上何回も訪問すると、場合によっては火に油を注ぐようなことになりかねないので、もう一度古いデータを頼りにしてみようということでやりました。
もちろん、その「かなり古い」という顧客データさえ、その当時は何回も訪問しているところです。
一度購読して、「もう二度とあそこからはとらないぞ」と思っている人には良い迷惑かもしれないですね。
顧客データとして残っちゃいます。
ちなみに新聞店は個人情報取り扱い業者になります。
外部に漏らしたら大変です。
かなり古い顧客データということは、最近購読を他紙に変えたり購読をやめたりしたお客様以上に過去に何回も訪問したと思います。
それでもとってもらえれなかったお客様です。
そんなデータは有効なの?と思われるかもしれませんね。
[リストの作成]の続きを読む最近入って来たアルバイトの人のことです。
保育園に通っている娘さんがいるくらいの年齢のお母さんです。
昼も派遣社員で事務職をしています。
配達エリアは、階段がたくさんあって大変なところです。
初めは、大丈夫かな?なんて思っていましたが、もう4ヶ月はつづいています。
初めに配達を覚えるときは、前にも出てきましたが、「順路帳」という帳簿を使います。新聞店の基本帳簿のひとつです。
そこに、「順路記号(道順を記号で示したもの)」を書き込んだものを持たせて、それをみながら回ることになります。
一人で配れるようになるのに、個人差がありますが、3日から1週間ぐらいかかります。一度でも、配達の時間でもない、明るいうちに、空回り(からまわり)といって、道順だけの確認に回ることができると、覚えるのも早くなります。
余談ですが、この順路記号っていうのは使ってみるとすごく便利なんです。
慣れた人はこの順路記号と一回の空回りだけで次の日から配達できるんです。「臨配」でも書きましたね。
注意しないといけないのは、そこの家の配達場所や時間指定、新聞の入れ方など家によって指定がある場合があるんです。
ポストが2つある場合もあります。そういうときはどっちにいれるのかということもあります。どっちでも良い場合もあれば、指定されているときもあります。
ポストがない家もあります。ドアの隙間に挟み込むところもあれば、洗濯機の上や中、水道の蛇口と壁の間、棚の上なんてところもあります。
新聞も細長くして入れるところや、折り曲げていけないところ、ポストからみえないようにしっかり中まで落とし込まないといけないところなどもあります。
お客様もまちまちで、言われたとおりになっていないと、電話がかかってきたり、集金時に言われたり、1日2日間違えていることはわざわざ言わなかったりします。
そういういろいろな指定も順路帳に書き込みます。
「犬注意!」なんてのもあります。かまれるかもしれないところです。
余談が長くなりました。
その新しい配達員に仕事を教えたのは私でした。
初めは教えるといっても、一緒についてきてもらって、配達を手伝うような感じですが。
後ろから原付でついてきてもらっていました。
その人のことをCさんとしておきます。
新聞をポストに入れているときに、
Cさん:「私、霊感強いんですよ。いま目が合ってしまって・・・・」
私:「なに?何かいたの?」
Cさん:「あそこの交差点に立っていました。」
私:「ほ、本当?」
私は、その交差点を凝視しました。・・・・・・・・見えるはずがありません。そう、私はそんなこと今までもありません。
でも、そんなことを聞けば、そこに何かいるような気がして背筋が寒くなります。
Cさん:「今日、数珠つけてこればよかった・・・」
私:「本当にいるの?見えないけど」
Cさん:「目が合ってしまいました・・・・・。うひゃ〜。ぞくぞくする〜。」
Cさん:「あ、気にしないでくださいね。いつものことですから。ささ、次行きますよ。」
気にするなといわれても、気の弱い私としては気にしてしまいます。
[何かみえる?]の続きを読む集金業務が少し落ち着きました。
なかなかブログを更新する余裕もできませんでした。
集金アルバイト一人と従業員一人、合計2人退職して、いまだそのままで、全部自分でその業務をしないといけないので、時間に余裕がありませんでした。もともと自分でも集金はしていたので、さらに仕事が増えたことになります。
募集しても問い合わせさえ来ない状態です。
人がいない分人件費が浮くと思われるかもしれませんが、そうではなく、その分募集経費がかかっているので、体が疲れるだけで、金銭的にはあまり変わりません。
強いて言えば、普段会っていないお客様に会えることは、こういう機会もないとなかなかないので、それぐらいは私にとってプラスだとは思いますが。
また、人が見つかったとしても、仕事の事を教えていかないといけないので、はじめのうちは手間がさらに増えることになります。
新聞屋の経験者だと、逆に前の職場での癖や、ほかの事で警戒しないといけないことも出てきます。
やっぱり人が移動しないのが一番いいと思います。そう思うと、働きやすい職場、満足できる環境作りをすることが大切だなと思います。何をどうすればいいかもわからないですが、それに向けて努力はし続けないといけないですね。
[就職のきっかけ]の続きを読むテーマ:初心者でもやればできる! - ジャンル:ビジネス
Author:ようみん
小さな新聞販売店の店主。
禁煙してはや7ヶ月が過ぎ、気持ちがぐらつきながらも踏ん張っている意思の弱い生き物。
何回となく試みた禁煙も落ち着き、次はダイエットに挑戦中。
この間、2キロやせてたので喜んだら、体重計が壊れているだけだった・・・。
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