テーマ:初心者でもやればできる! - ジャンル:ビジネス
私の妻が、何かの時に私の職業を聞かれたらしく、「新聞屋」と答えたところ、「すごいですね!」といわれたらしい。
「じゃあ、転勤とかもあるんでしょう?」といわれて、勘違いしているのがわかったそうだ。
そう、「新聞屋」と聞いて、その人は「新聞記者」だと思ったみたい。
確かに、新聞記者だったら「すごい」といわれてもおかしくありませんが。
なろうと思って、なかなか慣れるものじゃないのは、みなさんも想像できると思います。とくに全国紙の新聞記者ともなったら、エリート中のエリートといっても過言でないと思います。これは想像ですが、全国紙ではなれなくて、地方紙に行く人もいるのではないでしょうか。
新聞店の人たちからしてみて、新聞記者とは何の接点もありません。部署も、新聞店が「販売局」、新聞記者は、「編集局」と違うんです。
下手をすると、新聞社の社員でも、販売局と編集局で知らない人がいるほどです。
一度だけ、その新聞記者と話をする機会がありました。
そのときの話です。
私と従業員2人で購読者でもある焼肉屋で食事をしているときのことです。
[新聞屋といえば]の続きを読む
最近入って来たアルバイトの人のことです。
保育園に通っている娘さんがいるくらいの年齢のお母さんです。
昼も派遣社員で事務職をしています。
配達エリアは、階段がたくさんあって大変なところです。
初めは、大丈夫かな?なんて思っていましたが、もう4ヶ月はつづいています。
初めに配達を覚えるときは、前にも出てきましたが、「順路帳」という帳簿を使います。新聞店の基本帳簿のひとつです。
そこに、「順路記号(道順を記号で示したもの)」を書き込んだものを持たせて、それをみながら回ることになります。
一人で配れるようになるのに、個人差がありますが、3日から1週間ぐらいかかります。一度でも、配達の時間でもない、明るいうちに、空回り(からまわり)といって、道順だけの確認に回ることができると、覚えるのも早くなります。
余談ですが、この順路記号っていうのは使ってみるとすごく便利なんです。
慣れた人はこの順路記号と一回の空回りだけで次の日から配達できるんです。「臨配」でも書きましたね。
注意しないといけないのは、そこの家の配達場所や時間指定、新聞の入れ方など家によって指定がある場合があるんです。
ポストが2つある場合もあります。そういうときはどっちにいれるのかということもあります。どっちでも良い場合もあれば、指定されているときもあります。
ポストがない家もあります。ドアの隙間に挟み込むところもあれば、洗濯機の上や中、水道の蛇口と壁の間、棚の上なんてところもあります。
新聞も細長くして入れるところや、折り曲げていけないところ、ポストからみえないようにしっかり中まで落とし込まないといけないところなどもあります。
お客様もまちまちで、言われたとおりになっていないと、電話がかかってきたり、集金時に言われたり、1日2日間違えていることはわざわざ言わなかったりします。
そういういろいろな指定も順路帳に書き込みます。
「犬注意!」なんてのもあります。かまれるかもしれないところです。
余談が長くなりました。
その新しい配達員に仕事を教えたのは私でした。
初めは教えるといっても、一緒についてきてもらって、配達を手伝うような感じですが。
後ろから原付でついてきてもらっていました。
その人のことをCさんとしておきます。
新聞をポストに入れているときに、
Cさん:「私、霊感強いんですよ。いま目が合ってしまって・・・・」
私:「なに?何かいたの?」
Cさん:「あそこの交差点に立っていました。」
私:「ほ、本当?」
私は、その交差点を凝視しました。・・・・・・・・見えるはずがありません。そう、私はそんなこと今までもありません。
でも、そんなことを聞けば、そこに何かいるような気がして背筋が寒くなります。
Cさん:「今日、数珠つけてこればよかった・・・」
私:「本当にいるの?見えないけど」
Cさん:「目が合ってしまいました・・・・・。うひゃ〜。ぞくぞくする〜。」
Cさん:「あ、気にしないでくださいね。いつものことですから。ささ、次行きますよ。」
気にするなといわれても、気の弱い私としては気にしてしまいます。
[何かみえる?]の続きを読む勤務態度の悪い従業員が新聞代の使い込みをしているのが発覚しました。
この業界ではよくある話です。(その話はあとにして)
1回や2回ではなかったんですが、代わりの従業員がいるわけでもありません。ただ、そのうちにその人のことはなんとかしないといけないとは考えていました。
もちろん、そのたびに話し合いました。彼は自分の実家の事情を言い訳にし、泣きながら土下座までして謝ったこともありました。
時がたち、それが嘘だとわかりました。泣いていたのも芝居だったようです。
解雇することを本人に伝えました。
その私の言い方も悪かったと思います。
「待ったなし」でした。
有無を言わせずの「解雇」でした。
そこからです。
彼の態度が急変し、金銭の要求が始まりました。
はっきりいって、身の危険さえ感じました。
周りの家の人がその騒ぎに警察を呼んだほどです。
その場はそれで収まりましたが、販売店が借りているアパートに住んでいる以上、出て行ってもらわなければなりません。
私も、いきなり本人にいったものだから、彼だって行く場所がありません。
「今となっては」ですが、そもそもそういう人を雇ったことが間違いですよね。バカでしたね。
アパートから出て行く気配もなく、さらにまだ金銭の要求までしてくる。新聞代の使い込みもしているというのに。
彼の前では強がっていましたが、精神的には追いやられていました。
そんな時、あるお客さんを思い出しました。
そういえば、あの人は元警察官だっていってたなって。
そこでその人に相談しました。
[私を泣かせた従業員]の続きを読む過去のことなのですが、中国人が配達をしたいといってきました。購読者でした。
集金で配達のことを聞いてきたので、ちょうど人員も不足していたので、配達をしてもらうことになりました。
なんで日本にいるのかというと、親が、中国残留孤児で、日本に戻ってきていて、滞在を許されているようなことをいっていました。
外国人登録証をコピーして、新聞社へも登録し、問題なく配達していました。
周りの人たちから、中国人は使うの大変だぞ〜っていわれていましたが、日本の血も混ざってるせいかおおきな問題はなかったです。
一度、「昨日ここのマンションの〇号室が新聞はいってなかったって電話があったよ。」というと、「絶対にいれました!!」って怒ったことがあります。
私が「でも、そんなことでわざわざ電話までかけてきて客は嘘つかないでしょ。勘違いはあるかもしれないけど。」っていうと、「ぜっったいに入れた。なんでそんな嘘をつくのか問いただしてくる。」なんていうもんだから、びっくりしました。
「そんなことしたら、お客がお客でなくなるよ。あんたの給料減るんだよ!」っていったら我慢したみたいでした。
配達が終わるとすぐ家に帰り、7時には家を出て1時間かけて車で仕事場へ行き、夜8時に帰宅してまた翌朝3時30分に来て配達っていう生活で、すごいなって思っていました。
日本語もうまく、新聞もゆっくりできるときは店で読みながら私と談笑したりしてました。
約1年と6ヶ月がすぎたくらいだと思います。
夜、突然奥さんから電話がありました。奥さんの日本語はすこし聞き取りにくいですが。
「うちのだんな明日から配達できない!!配達よろしく!」
[中国人の配達員]の続きを読む
Author:ようみん
小さな新聞販売店の店主。
禁煙してはや7ヶ月が過ぎ、気持ちがぐらつきながらも踏ん張っている意思の弱い生き物。
何回となく試みた禁煙も落ち着き、次はダイエットに挑戦中。
この間、2キロやせてたので喜んだら、体重計が壊れているだけだった・・・。
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